(9月8日木曜日)

映画『お父さんと伊藤さん』完成披露試写会
上野樹里「結婚っていいもんですよ〜!」と微笑み


8日、5月にロックバンド「トライセラトップス」のボーカル・和田唱との結婚を発表した、女優の上野樹里が、映画『お父さんと伊藤さん』完成披露試写会に出席した。

この日、新宿バルト9で行われた舞台挨拶には、歳の離れた恋人の伊藤さん役のリリー・フランキー、お父さん役の藤竜也、メガホンを撮ったタナダユキ監督らも登壇。今回、上野は『陽だまりの彼女』以来3年ぶりの主演、そして結婚後、初の主演映画となる。

主演を務めた上野は「無事に完成披露を迎えられて、ホッとしてます。この映画は小さな規模での上映と思っていたら、徐々に規模が大きくなって、取材も増えて宣伝や応援してくれる方々が多いと感じ嬉しいです!」と、満席の客席を見て喜びの声を寄せた。

本作は、上野が演じる彩と、リリーが演じる伊藤さんが20歳の年の差カップルを熱演し、その同棲生活に、息子夫婦の家を追い出された藤が演じるお父さんが転がり込み、まさかの3人の奇妙な共同生活を描く。

引き続きリリーから「まさかこんなに大きな劇場で満員になるなんて、評判がいいので、このまま行くと『シン・ゴジラ』を越えるんじゃない?と藤や上野と話していた」と、リリー節も飛び出し、上野から「そこは爆弾発言ですね」と会場を大いに沸かせる一幕をみせた。

また、藤は「いい映画ができちゃいましたね。僕の取材だけで70〜80ぐらいあって、こんなクレイジーなのは、北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』以来。どうします?ゴジラ越えちゃったら?」と話し、客席の大きな笑いを誘った。
本作にちなみ共同生活について聞かれると、5月に結婚した上野は「ひとりだと食べに行く相手も急だと見つからないし、コンビニは嫌だし、スーパーで買い物した食材も二人だと食べきれる」と話し、「良いペースで、気楽で、結婚っていいもんですよ」とニッコリと笑顔で語った。

今回、『お父さんと伊藤さんと娘さん』と題して、公式サイトにて川柳を募集したところ、上野樹里賞に選ばれた作品は「分かり合う特効薬は釜の飯」をみて、藤から「樹里さんは独身の頃から自炊してたの?」との質問に、上野は「家事の中のひとつとしてで楽しくはなかったです。いまは影響があってクリエィティブに作ってます」と話し、前日はパスタとステーキを作ったという。

食事を作る前まで義母で料理家の平野レミと一緒にいたそうで、買物に行けず、あり合わせの食材で料理をしたと話したところ、リリーから「やっぱりステーキはレミパンで焼くんですか?」と聞かれ、上野は「レミパンでレアに焼きました」と答え、幸せそうな表情に会場全体が笑いと暖かい雰囲気に包まれた。
(オオタマコト)



【ストーリー】
「この家に住む!生活費は自分で払う!」息子夫婦の家を追い出されたお父さんが選んだのは・・・
娘の彩と20歳年上(!)の彼氏・伊藤さんが同棲するアパート。
3人の奇妙な共同生活は、嵐のように、突然始まった―!
すれ違う3人の心。やがて訪れる別れの朝。その時彼らが選んだ未来とは―?
とんかつにかけるソースの味を巡り激論を交わす夕食。うすい壁一枚で仕切られた隣の部屋にいるお父さんの存在にあたふたする深夜0時。そして、お父さんと伊藤さんの間に不思議な友情が芽生えていく日曜日の午後・・。毎日のちょっぴりおかしなハプニングを経て、3人がひとつの家族のようになりかけてきた矢先…「しばらくでかける」情けない文字で書かれた置き手紙がひらりと一枚机に置かれ、お父さんが行方不明に。すれ違う3人の心が通じ合う日は、果たして訪れるのかー?そして、お父さんが彩たちの家にやって来た、本当の意味とは―!?


映画『お父さんと伊藤さん』
出演:上野樹里 リリー・フランキー/長谷川朝晴 安藤 聖 渡辺えり/藤竜也
原作:中澤日菜子『お父さんと伊藤さん』(講談社刊)
脚本:黒沢久子
監督:タナダユキ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 企画協力:講談社「小説現代」制作プロダクション:ステアウェイ オフィスアッシュ
企画・製作・配給:ファントム・フィルム

映画『お父さんと伊藤さん』
10/8(土)より、新宿バルト9他全国ロードショー!