(12月4日日曜日)


映画『破裏拳ポリマー』復活記念トークショー

坂本監督、「見終わった後に真似して欲しい!」破裏拳を実演!溝端淳平からビデオメッセージも!!



溝端淳平が主演する映画『破裏拳ポリマー』復活記念トークイベントが、4日、幕張メッセにて開催された東京コミコンで行われ、このトークショーには、本作でメガホンを取った坂本浩一監督とキャラクターデザインを担当した野中剛氏が登壇。ステージに現れた坂本監督はジャンプし、後ろ回し蹴りを披露!一気に客席の注目を集め「テンション高めに行きましょう!」と坂本監督の挨拶でスタートした。


タツノコプロ55周年記念作品として復活!2017年5月劇場公開が決定した超個性的格闘アクション『破裏拳ポリマー』。 1974年に放送されていたアニメ『破裏拳ポリマー』について坂本監督に当時の印象を聞くと、「当時、ブルース・リーブームもあり、格闘技ブームが一気に来てて、僕も子供の頃から特撮ヒーローが大好きで、ポリマーもアニメで格闘するヒーローでカッコイイなあと思っていたのとコメディ要素も強かったので、子供の頃は面白いと思って見てました。」と当時の印象を語った。またキャラクターデザインを担当した野中は「僕はポリマーよりもキャシャーンが好きだったかもしれない…(笑)」とぶっちゃける場面も。



これまでもキャシャーンやガッチャマンなど、タツノコヒーローが実写映画化され、今回のポリマー実写化についても語っている。

|アニメ版から実写化へ


坂本監督:アニメ版のポリマーを実写化するのは世界観を含めていろいろと問題もあるし、アニメは当時、70年代。いま見る世代の人たちは『何だろう、これ?』とクエッションになってしまうのでアニメ版の設定を無視するのではなく、その中からポリマーであることをキープしつつ、いまの社会に合わせて、当時見ていた世代にも違和感がないところで実写に落とし込むのが自分なりの答えだと思っています。


リメイクについては、これまでもウルトラマン、仮面ライダー、戦隊ヒーロー、宇宙刑事シリーズなど、過去のヒーロー作品のリメイクをやらせてもらってて大事にしていることは、当時見ていた記憶をそのまま感じてもらえるように映像化しようと決めている。今回のポリマーもそこは崩さずにアニメとは違う部分もあるが、そこはファンが見ても納得してもらえると自負してます。



|破裏拳流について


本作ではポリマーの使う武術の破裏拳流を実写アクションに落とし込むのにどんなコンセプトで作ったのか。


坂本監督:ジャッキー・チェンやカンフー映画が大好きなので、今回は映画ならではの破裏拳流という独自の流派を作ろうとはじめました。タイトルにもあるように破る裏拳、裏拳で破って行く流派なので、裏拳を中心とした攻撃方法で多人数戦に対応できるように考えたました。実際に溝端君も4ヶ月凄い練習してやっているので、僕の希望としては見終わった後にジャッキー・チェンの蛇拳や酔拳のようにポーズを真似るように破裏拳流もそうなって欲しいと思ってます。


では実際にやります!と坂本監督。自ら破裏拳流を実演!「攻撃はすべて裏拳です!」とステージ上でスピーディな動きで裏拳から返して回転、返してまた裏拳と一連の流れをアクロバティックにみせ、客席からは拍手と歓声が沸き盛り上がりをみせた。


ここでステージには撮影で使用したポリマースーツも登場。キャラクターデザインを担当した野中氏からスーツについて解説が行われた。


|ポリマースーツのデザイン


野中氏:アニメだとポリメットというヘルメットをかぶって変身するキャラクター。アニメだとポリメットのデザインも変身前と後では違うんですけど、実写化するということでポリメットが変形してポリマーのデザインになるように考えたのが最初で、坂本監督から意見をもらい決定したのがこのスーツです。


LED技術も進化しているのでスーツにもライトアップする機能を入れ、新しい時代のポリマーにしました。発光するPのマークはポリマースーツのエネルギーの発生する場所として、今回はハリウッドのアメコミヒーローテイストで細部まで仕上げました。


坂本監督:変身ヒーローものだと、変身する時にどこからともなくベルトを出して巻いたりとかあるんですけど、そういう部分では差別化したくて、事件に巻き込まれそうな時には必ずヘルメットを持ち歩くということ。デザインでこだわったのはメットオンができることと、実際に持ち歩いて溝端君がかぶれることにこだわりました。


野中氏:着付けとかも含めて、ただのタイツじゃなくてグローブ、ブーツと別々に着込んで最終的にポリマーの形になるようになっている。



この両者のこだわりが詰まったスーツ。アニメではポリマー粒子に包まれ、ボディがコーティングされるイメージだが、実写ではスーツ装着というイメージになっている。また、このイベントの為の特別映像も上映され、溝端淳平がポリマーに変身するシーンも初公開!上半身の肉体美も披露し、さらに映像には敵と対峙するポリマーにバトルシーンも映し出され、作品への期待値が上がる映像となっていた。



|溝端淳平ビデオメッセージ


こんにちは溝端淳平です。本格的なアクションははじめてでしたが、坂本監督から直々の“破裏拳”という最強拳法を引っさげて挑んでます。アクションシーンも迫力がありますし昭和の香りがする、いまどき珍しいヒーロー!破裏拳ポリマーをよろしくお願いします!



本作でアニメとの設定で大きく違う部分として、山田裕貴が演じる新米刑事の来間譲一と溝端が演じる主人公で探偵の鎧武士のバディものと坂本監督。また溝端について「溝端君は演技力に説得力がある。格闘を知っている人が見ると、構えただけで強いか弱いか分かってしまう。これまでの激しい練習や芝居、演技力もあって説得力があるので映画で確かめてもらいたい」と絶賛。設定やストーリーとは別に美術面でも昭和の70年代、80年代のようなテイストが多く入っていて、当時見ていた40、50代の人たちも楽しめるとアピールした。

(オオタマコト)



映画『破裏拳ポリマー』

キャスト:溝端淳平 山田裕貴 原幹恵 柳ゆり菜

原作:タツノコプロ

監督:坂本浩一 脚本:大西信介

配給:KADOKAWA

©︎2017「破裏拳ポリマー」製作委員会

公式サイト:polimar.jp



映画『破裏拳ポリマー』

2017年5月 新宿バルト9ほか全国ロードショー!