映画『海のふた』初日舞台挨拶 注目女優たちの『忘れられないひと夏の思い出とは?』

7月18日(土曜日)

18日、新宿武蔵野館にて、公開初日を迎えた映画『海のふた』初日舞台挨拶が行われ、女優の菊池亜希子(まり役)、三根梓(はじめ役)、豊島圭介監督が登壇した。

登壇した三人には、本作にちなみ、“忘れられないひと夏の思い出”を話してもらうことに。豊島監督は「20年以上前に大学の頃、逗子に遊びに行き、友達たちと夜の海へ行った。自ら先陣をきって海に入ったところ『バッチーン!』と音がして、クラゲに刺され悲鳴をあげたら、その声を聞いて、友達たちは急いで海から上がり、自分はミミズ腫れができてたこと。」と話し、このエピソードが今でも忘れられず、本作にも反映されているという。

   三根は「夏といえば部活を思い出す。10年間バレーボールをしていた。特に中学時代は熱心に練習してた。夏は特に厳しかったこと、顧問が途中からスパルタ化し練習も日々厳しくなり、朝から晩まで練習させられてた」と話し、この日々の厳しい練習があったことから、それまでは地区予選で負けてたバレーボール部が、県大会で優勝するまでになったという。三根は「目標に向かって、ひたすら努力すれば夢が叶う」この経験を中学時代にし、学んだことが、いまの三根にとって大切な忘れられないひと夏の思い出だと話した。


この部活の話から思い出した菊池は「自分は吹奏楽部だった。中学の時に顧問の女性教師が、ロングヘアーだった髪を突然、刈り上げてきて気合いを入れてきた。自分も副部長をしていたので刈り上げたが、当時、おしゃれの流行りもあったので、それに乗った感じになった」と明かし、「凄い気合いの入れたマッシュルームカット版みたいにしたまま、夏の終わりにあった卒業アルバムの撮影をし、その髪型のまま卒業アルバムに載っていることを思い出す」とエピソードを語り、思い出ではあるが、そのアルバムの写真は見られたくないと話し、三根や豊島監督も笑わせていた。 

注目の女優菊池亜希子、三根梓の二人の夏の思い出話も本作の魅力を引き立てているのではないだろうかと感じた。
(オオタマコト) 


本作はよしもとばななの同名小説、待望の映画化。 
原作はよしもとばなな初の新聞小説とし2003年11月~2004年5月まで連載されていた「海のふた」。版画家・名嘉睦稔との初のコラボレーションでも話題を呼んだ。伝説的なインディーズ・ミュージシャン、原マスミの名曲にインスパイアされたこの小説は、よしもとばななが毎年夏に家族で訪れ続けてきた西伊豆の海辺の町が舞台となっており、本作の撮影も土肥で行い、都会に住む人々の心に癒しをもたらす映画に仕上がっている。 

【あらすじ】
ここは、いつも心が帰って来る場所
ふるさと西伊豆の小さな町は、海も山も人も寂れてしまった。実家に帰ったまりは、ささやかな夢と故郷への想いを胸に、大好きな大好きなかき氷の店を始めることにした。糖蜜とみかん水、そしてエスプレッソ。自分がいいと思うものしかメニューにしないつもり。そしてこの町にやってきた大切な人を亡くしたばかりのはじめちゃんと一緒に・・・。


映画​『海のふた』絶賛公開中
公式サイト:http://uminofuta.com/​