映画『日本のいちばん長い日』大ヒット御礼舞台挨拶
“それぞれの願う文字に込めた平和への思いとは”
8月13日(木曜日)


13日、東京・新宿ピカデリーにて上映、公開中の『日本のいちばん長い日』大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。出演の役所広司、本木雅弘、松坂桃李、原田眞人監督らが出席。会場の観客と共に全員で平和を祈念した。

    イベントでは、提灯に書かれた“平和への思いを表す一文字”をそれぞれが書き発表した。「知」を書いた役所は、「自分の国、世界の国を知ることが平和につながる」、「祈」を選んだ本木は「願よりも、よりつつましく厳かな世界に通じる言葉。平和を祈るイメージを忘れない」、「人」と記した松坂は「平和を壊すのも人だし、これから先、平和な時代を築いていくのも人だと持っている」と、それぞれが文字に込めた思いを語り、原田監督も「命」という文字が書かれた提灯を見つめ「奪われた命も奪った命も考えなくてはならない」と思いを語った。

8日の公開初日に本作を観た、本木の17歳になる息子さんからの感想を聞かれ「本作を観て全体を理解していて、感情を追って見ていた。なぜもっと早く終戦にこぎつけなかったのか、彼なりにジレンマを感じていた」と話し、それを聞いた原田監督は「僕が全部話しますよ」と本木を恐縮させる場面も。

   また本作は、8日から全国210スクリーンで公開し、観客動員25万人を突破したことから、15日から50スクリーン拡大し、全国260スクリーンでの上映が決定したことを、この日に発表された。原田監督は「ジュラシック・ワールドは800スクリーンでやっている。800匹の恐竜に200人が竹ヤリで戦っているが、いい勝負になっていると思う」と熱の入ったコメントに会場を沸かせた。
(オオタマコト)


本作は、半藤一利さんのノンフィクション「日本でいちばん長い日 決定版」が原作。太平洋戦争末期の日本を舞台に、降伏か本土決戦かを巡って決断に苦悩する陸軍大臣・阿南惟幾(役所広司)や昭和天皇(本木雅弘)、鈴木貫太郎首相(山崎努)、降伏に反対する畑中少佐(松坂桃李)らの姿を描く。

映画『日本のいちばん長い日』
公式サイト:nihon-ichi.jp
主演:役所広司 本木雅弘 松坂桃李 堤真一 山﨑努
監督・脚本:原田眞人 原作:半藤一利「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫刊)
配給:アスミック・エース、松竹 ©2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
全国公開中