(2016年1月24日月曜日)

映画『キャロル』ジャパンプレミア
オスカー女優ケイト・ブランシェット6年ぶりの来日にファンを魅了!!「次の新しい役はスモウ・レスラー!?」


22日、オスカー女優のケイト・ブランシェットが主演映画『キャロル』ジャパンプレミアに出席。来日は6年ぶり、3回目。今回、映画プロモーションを行うのは初めてとあって会場となったTOHOシネマズ六本木には多くのファンが集まり、客席には男性よりも女性が多くみられた。
また、この日は『キャロル』のカラー“赤色”を身につけてケイトを出迎えようという呼びかけもあって、客席には赤色が目立っていた。そして会場にはレッドカーペットも敷かれ、ケイトを迎える準備万端!MCを務めるクリス・ペプラーから「ケイト・ブランシェット!」と掛声とともに扉が開き、客席からケイトが登場!!大歓声の中、レッドカーペット歩き、短い時間ながらも客席のファンにサインなどのファンサービスを笑顔で行いステージへ登壇。ケイトは「ここに1人で立っていることが心細い。というのは、この作品の監督、ルーニー、カメラマンなど、様々な力によって作られた作品。この場に来て頂きありがとうございます。」と客席への感謝の言葉を込めた挨拶に会場は大きな拍手に包まれた。 


本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネート、またルーニー・マーラもノミネートされていることについて聞かれると、ケイトは「素晴らしいことだと思います。やはり多くの同じ業界の方々から認められてのノミネーションですし、ルーニーと共にダブルノミネートされたことが何よりも嬉しいです。」とルーニーと共にダブル受賞できることを願い喜びを語った。 

本作は60年以上封印されていた禁断の愛の名作が、ついに解禁となり映画化。本年度アカデミー賞ダブル女優賞ほか6部門にノミネートされており、『ブルージャスミン』でアカデミー賞を受賞したケイト・ブランシェットと『ドラゴン・タトゥー』の個性派女優ルーニーマーラ、美しい2大女優の競演で話題になっている。 

またMCから「今回、キャロルという女性を演じてみてどうだったか?」と聞かれケイトは「キャロルという物語の中では犯罪は“愛”というストーリー。キャロルという女性は劇中、ありのままの自分であるか、あるいは母親としてどうあるべきかと非常に辛い選択を迫られる場面があります。」と答え、続いて初となるルーニー・マーラと競演し、女性同志のラブシーンについては「女性、男性の区別なく垣根を越えたロミオとジュリエットのような壮大で純粋な愛が描かれている。つまり人と人との愛は愛である。そこに変わりはない。」と話した。本作でケイトは女優としてだけではなく、プロデューサーも兼ねていることから、作品に対する“愛”がとても感じられる言葉が多く、笑顔の美しいケイト様に客席のファンは魅了されていた。 

舞台挨拶も後半、ケイトの大ファンという女優の寺島しのぶも駆けつけ、花束を贈呈。寺島との初対面にケイトもとても感激の表情をみせ喜んでいた。寺島は既に『キャロル』を観賞済みで感想を聞かれると「自然に入り込め、観た人の心を掴んで離さないケイトとルーニーの演技が素晴らしかったです!」と述べ、この感想にケイトは「ルーニーにも伝えますね。」と約束。引き続き寺島から「女性、男性といろいろな役をされて、今度は何の役をやったら新しい自分を見つけられると思いますか?」と質問。ケイトからは「スモウ・レスラー!(相撲、力士役かしら。)」と、この答えに笑いが起こり客席を大いに沸かせるひと幕となった。 
最後に早めのバレンタインということで、ケイトの掛け声とともに舞台に設置されたバルーンが割れ、中からはハート型のチョコレートの入ったバルーンが多く舞う光景となり舞台挨拶を終えた。フォトセッションの時にはカメラマンから「寺島しのぶと握手を!」との呼び掛けにケイトは「あなたと?」と握手の相手をカメラマンと勘違いする場面もあったり、舞台に舞ったバルーンを蹴って遊びながら舞台を降りるなど、お茶目で笑顔の絶えないオスカー女優ケイト・ブランシェットの姿を見ることができた。 
(オオタマコト) 




【STORY】
1952年、ニューヨーク。クリスマスシーズン。ジャーナリストになる夢をひそかに抱くテレーズ(ルーニー・マーラ)は、高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトをしている。テレーズにはリチャードという恋人がいるが、なかなか結婚には踏み切れないでいる。そんな彼女の前にある日、娘へのプレゼントに人形を探しているキャロル(ケイト・ブランシェット)が現れる。このうえなくエレガントで美しく、裕福そうなのにどこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとに、目を奪われるテレーズ。売り場に皮の手袋を忘れたキャロルのため、テレーズは人形の送り先伝票にあった彼女の住所に手紙を書く。すると驚いた事に、すぐにキャロルから連絡が届く。そして二人は会うようになり、テレーズは、キャロルが人妻で、夫は彼女を飾りにしか思っていない事、離婚訴訟の真っ最中で、何より大切な娘の親権を夫に奪われようとしている事を知る。そして、クリスマス休暇。別居中の夫に娘を連れて行かれ、孤独なキャロルは、車での小旅行にテレーズを誘う。キャロルへの想いが、最初は予想もしなかった感情に変わっている事に気づきながら、テレーズは二人だけの旅に出発。しかしこの時、この旅がきっかけで、二人の運命が大きく動きだす事を二人は知らなかった・・・ 
  
映画『キャロル』
監督:トッド・ヘインズ(「エデンより彼方に」「ベルベット・ゴールドマイン」「アイム・ノット・ゼア」) 
出演:ケイト・ブランシェット(アカデミー賞主演女優賞®受賞「ブルージャスミン」) 
ルーニ・マーラ (アカデミー賞®主演女優賞ノミネート「ドラゴンタトゥーの女」) 
原作:河出文庫「キャロル」パトリシア・ハイスミス著 (「太陽がいっぱい」「殺意の迷宮」) 

公式サイト:carol-movie.com
(C) NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED 
『キャロル』
2月11日(祝・木)より全国ロードショー
配給:ファントム・フィルム