(2月10日水曜日)

映画『星ガ丘ワンダーランド』プレミア試写会
中村倫也の親自慢『ある日、知らない実家に…』理想の父親を語る。


日本が世界に誇るCMクリエイター柳沢翔の長編初監督作品となる映画『星ガ丘ワンダーランド』のプレミア試写会が、10日、東京・新宿の新宿バルト9にて行なわれ、舞台挨拶には主演の中村倫也 、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊ら豪華キャストが出席し、柳沢翔監督も登壇した。

本作は、20年前に姿を消した母親がある日突然、謎の死を遂げるー。
出会うはずのなかった7人が出会い、それぞれの過去がつながった時、真相が解き明かされる、至極のミステリー。

   今回、謎の死を遂げた母がきっかけとなり、2つの家族が出会い、真相が明らかになっていくという本作のストーリーにちなみ、新井浩文、中村倫也、佐々木希、菅田将暉、市原隼人らが自分の親の凄いところや謎を発表した。

   全員が一斉にフリップをオープン!最初に新井から「父親が賭け事が大好き」と発表し、父親が単身赴任をしていたが電話をすると殆どパチンコか麻雀をしていることが音で分かると話し、いつも父親は仕事中だというが嘘だとバレる。ただ当時、新井はギャブルが大嫌いだったが、大人になった現在はギャブルが大好きと明かし「凄い素敵な親父」と思っていると語り、客席の笑いを誘った。

   次に中村は「ある日、知らない実家に」答え、父親が建築関係の仕事をしていた為、ある日、実家に帰った際には、畳だった和室がフローリングに変わっていたり、また屋根裏収納やエアコンなど取付けられたりしていたことに驚いていたそうで、思い返してみれば、小さい頃に勉強机なども父親が、なんでも作っていたことを思い出し「自分もそういう父親になりたい」と自身の理想の父親像を語った。
続いて佐々木は母親の「手料理」と答えると、菅田から「何が美味しんですか?」との問いに佐々木は「炊き込みご飯」と答えるも、菅田は「何の?鶏は?ごぼうは?米は茶色い?」と質問攻めに中村も加わり、佐々木もタジタジになり、MCの有村昆に「楽屋でやってください!」と止められる一幕に客席は大笑い。

   次に菅田は「天才」と書かれたフリップを見ながら、「もう天才なんですよ!うちの親父」と話し始め「親父は小さい頃に神童と呼ばれてたらしくて」、「将棋のプロに小学生で勝ってたり」兄弟で猛勉強していて、弟は医者に父親はコンサルティングの仕事ついてるとエピソードを披露した。最後に市原は「優、強」と書かれたフリップ見せながら「優しくて、強くて」と話し、「小さい頃からヤンチャで育ててもらったことと、この人の子供に生まれて良かったと」と父親への感謝の気持ちを語った。それぞれの親自慢エピソードに会場は笑いと感心、感動に包まれてた。
またバレンタイン企画として親自慢の中から中村が選ばれ、特製の『星ガ丘ワンダーランド』特大ハート型チョコレートが渡され、自身の親自慢エピソードが選ばれた中村は「主役で良かった!」と叫び、会場を大いに沸かせ舞台挨拶を終えた。
(オオタマコト)


【ストーリー】
その日、母は雪の中に姿を消した。赤い手袋を残したまま…。20年前の「落としもの」を待ち続ける僕にやってきた、真実とは—
幸せだと思っていた家族4人の暮らしは、雪の降るある日、突然に終わりを告げた。
父・藤二(松重豊)と口論の末に車からひとり降り、来た道とは逆方向に雪道を歩いていく母・爽子(木村佳乃)。必死で追いかける幼い温人と、弟と母の姿を車から見つめる兄の哲人。そして母は赤い手袋の片方と「そっちは温人が持ってて、必ず取りに行くから」という言葉を残して家族の前から去っていった──。
20年後、成人した温人(中村倫也)は「星ガ丘駅」の駅員として働いている。
駅には落とし物預かり所があり、その棚には、持ち主から離れてしまったさまざまな落とし物たちが再び持ち主の元に帰る日を待っている。年季の入った片方だけのタップシューズ、少し汚れた赤と白の毛糸の手袋、サインペンで絵が描かれたビニール傘、スノードームのキーホルダー……。温人は、そのさまざまな落とし物ひとつひとつにタグを付け、そこにどんな人が取りにくるのか想像をしては似顔絵を描くことが日課であり楽しみだった。しかし、ある一定の期間が過ぎると、忘れ物はゴミとして清掃会社に勤める仁吾(市原隼人)たちが回収していくのだった。
星ガ丘には「星ガ丘ワンダーランド」という遊園地がある。幼い頃、温人も家族と一緒に訪れたことのある思い出の場所だ。
その遊園地が閉園するというニュースが流れて間もなく、温人のもとに母がその遊園地で「死んだ」という訃報が届く。警察の中尾刑事(嶋田久作)と大林刑事(杏)からは自殺だと聞かされる。
20年の間に母に何があったのか? 新しい家族のなかで何があったのか?
母の死をきっかけに温人は、義理の姉弟である七海(佐々木希)と雄哉(菅田将暉)が近くで暮らしていることを知る。そして、母は300万円という大金を持ったまま死んでいたことが分かり、真相を探るため、ずっと連絡を取っていなかった兄の哲人(新井浩文)を訪ねるが……。
4人の男女の過去が明かされ、止まっていた時間が動きだそうとしていた。

映画『星ガ丘ワンダーランド』
3月5日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー!
配給:ファトム・フィルム
©2015「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会