『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』電王ナイト開催!!

2018/12/27





12 月 22 日に公開された『平成仮面ライダー 20 作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』が大ヒットスタートを切り、急遽、一夜限りの『電王ナイト』を新宿バルト 9 にて開催。本作の上映後、仮面ライダー電王の主人公・野上良太郎(演:佐藤健)と行動をともにする怪人・イマジンの声を担当したモモタロス役・関俊彦、ウラタロス役・遊佐浩二、そして『仮面ライダー電王』のテレビシリーズメインライターを務め、本作では電王出演パートでは脚本監修で参加した小林靖子、番組プロデューサーの白倉伸一郎・武部直美が登壇。


本作にて、関や遊佐は 10 年ぶりに仮面ライダーへの出演となった佐藤健と再び仮面ライダー電王/野上良太郎をともに演じた熱い想いを語り、またキンタロス役・てらそままさき、リュウタロス役・鈴村健一、デンライナーのオーナー役・石丸謙二郎らイベントへの登壇が叶わなかったキャストからもコメントが到着し、一夜限りの『電王ナイト』を大いに盛り上げ、観客の中には涙する方もいたり、とても熱い一夜となった。

※今回、開催された『電王ナイト』の記事には本編のネタバレが含まれますのでご了承ください。

 

モモタロス役の関から「仮面ライダー電王ナイト!なんて素晴らしいタイトルなんでしょう!嬉しいです!」と笑顔であいさつ。ウラタロス役の遊佐は「電王の舞台挨拶に立つのは懐かしいんですけど、なんか帰ってきたつもりになってます!」と、喜びでいっぱいの様子をみせた。

 

関から「息子が最近、特撮に目覚めて、『仮面ライダー電王』を 1 話から観せ始めたんですよ。そしたらもう『仮面ライダー電王』に夢中になっちゃって、そういうお父さん、お母さんになった人たちが自分の息子さん娘さんに未だに『仮面ライダー電王』を拡散し続けてるという事実を知った時に大変な驚きと、大変嬉しい気持ちを持ったのを覚えてます」と振り返り、嬉しさでニッコリ。

 

また客席には電王の放送当時ではなく後から観てファンになったという観客も多く、関も「素晴らしい!まだまだ電王は走ると思います!」との言葉に客席からは歓声とともに大きな拍手が沸き起こり、関も「思わず言っちゃった(笑)でもプレッシャーかけないとね。電王 10 周年で何もなかったので。これからも電王ファン層が広がっていくことを願います」と思いを述べた。

 

遊佐は「仮面ライダーは 1 年で次のライダーになるので皆さんにお会いできるのは 1 年のはずなんですけど、3 、4 年ぐらい何らかのイベントや映画で、『仮面ライダーオーズ』ぐらいまで出ていたので、なんか帰って来た気になるんですよ。お客さんも気張らずにゆったりと構えて迎えてくださってるのが印象的な作品と思います」と語り、終わった感じもなく、スタッフも含めファミリーのようになっているという。

 

小林からは「電王のイベントに登壇したことがなくて初めてなんです。電王については久しぶりな感じで、『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー』以来なので、凄い久しぶりに感じてます」と喜びの声を寄せた。

 

本作での電王パートについて、脚本の小林は「やってみるとセリフも昔のままに出てきて、どうでした?」と問われ、関と遊佐は「全然大丈夫でしたよ」と返答。


この電王パートではアドリブも多かったといい、声優、キャスト、スーツアクターらそれぞれが台本にないアドリブを入れていたという。

 

遊佐は、アフレコ時に台本にないことがいっぱいあったといい、そのことについて、白倉はスーツアクターの高岩成二にソードフォーム、ロッドフォーム、アックスフォーム、ガンフォームの全フォームを演じて欲しいと、高岩に直接お願いしたといい、その時に高岩から「うーん、おぐらさん(スーツアクターのおぐらとしひろ)をリュウタロスに入れてくれ」と謎の条件があり、白倉は「これは何かやる気だな…モモとリュウでなんかやらかそうとしているな、もう聞いた瞬間から企み始めちゃってるな。台本通りにやる気ないな」と裏話を明かすと、さらに武部から「おぐらさんはちょっと体重が増えてて、『イマジンをやるなら 3 ヶ月前から言って』と言われてた」、白倉も「 2 ヶ月前にやるかもしれませんよとおぐらさんに伝えていたが、『嘘だ〜』と信じてくれなかった」といい、後に「 2 週間しかなくてキツかった…」と、リュウタロスを演じたおぐらはダイエットが大変だったという。

またデンライナー・オーナー役の石丸がステッキを巧みに操るシーンがあるが、このシーンも石丸のアドリブと明かされ、撮影現場で突然やり出したことに白倉も驚いたという。

さらに関からは「ソードフォームが悠々と歩き歌いながら登場するシーンはアドリブ」と明かした。


電王パート・アドリブシーン

モモタロス(高岩成二)とリュウタロス(おぐらとしひろ)の掛け合い

オーナー『石丸謙二郎)のステッキ捌き

電王・ソードフォーム(関俊彦)の歌


 

 

ー本作に『電王』チームが出演となった経緯は?

 

白倉:ジオウだっけ?電王のパクリみたいな番組やってるんですけど(笑)同じ時間を扱うものをテレビで入れるのは大変なので映画でと考え、映画で主軸に据えるくらいしないと『電王』というファクターを吸収できない。電王を持ち込んでいったら、今回、乗っ取られた感じがします。トリロジー以来の電王映画になったかも(笑)

武部:10 周年の時に皆さんの声がありつつも何もできなかった気持ちもあった。

 

 

ー野上良太郎役/佐藤健の出演について

 

小林:佐藤健くんが出演することと、何をやるかはオファーをもらった時に決まってて、それが健くんからの提案で、U良太郎ならできる(良太郎がウラタロスに憑依された状態)と『今の歳で良太郎を演じるのはみんなの夢を壊してしまう』。

白倉: 10 年経って良太郎が成長しているのはいいが、一方でそれは夢を壊すことでもある。


今回の出演は完全極秘となっていたといい、台本にも記載されておらず、電王パートの台本部分だけページがなかったという。後にそのページが渡され撮影、収録が行われた。本作で脚本を担当した下山健人も知らされていなかったと明かされた。

 

 

ーイマジンの中からウラタロスが選ばれたことについて

 

遊佐:U良太郎が出るとなって僕もドキドキでしたよ。良太郎としても 10 年成長してるので、僕としてもどうしていくか悩むところで、健くんの声も落ち着いた口調になっているので声を変えました。

10 年前は僕らが良太郎の人格を完全に乗っ取って好き勝手やっていたけど、今回は彼(良太郎)が成長していたので、それに溶け合うようにと言うか、健くんの芝居に少し寄せて、そのセリフの部分だけは演じました。

最初は通常のままでやって、そうすると健くんと違う部分が出てくるかもしれないので、『今の良太郎に寄せてみましょうか』ということでやった部分が今回使われました。

 

関:テレビシリーズの時の良太郎は、どうしても少年という感じがあるので、今回、画面で見たら『あっ!カッコいい大人の役者さんだ!』みたいになっちゃうからね。

 

 

ー本作でのU良太郎とモモタロスの会話シーンについて

 

関:感慨深いものがあって、靖子さんがテレビシリーズ最終回で最後に書いた『いつか、未来で』。

アフレコの画面を見ながら最終回のあのシーンがフラッシュバックしまして、あれは本当に名ゼリフですよね。あれ、どうやって作ったんですか?

小林:最終回の撮影が始まってて凄い追い込まれてて作りました。

関:『いつか、未来で』は本当に予言者かと、まさにこの未来が実現したんだなと思いました。

 

健くんが出演するのはサプライズゲストとして伏せておくと聞いていたので、これはなんとしても 12 月 22 日の土曜日の封切りの日に会場のお客さんの反応を絶対に見なくちゃいけないと思って、その日を休みにして映画館に観に行ったんですよ。

ほぼ満席で男性が多く、電王パートにほとんどの男性が『おおお、、』とどよめきの中で『マジか!?』とか声を交えつつな反応に東映のプロデューサーになったつもりで楽しんだ一日を過ごしました。

 

遊佐:完全に極秘だったので、関さんと別の現場でご一緒した時もひそひそ話しで、周りで誰が聞いてるか分からないので…そのまま封切りの日を迎えました。

僕はバイクで全ライダーが集結するところは身震いしましたね。

 

ー『仮面ライダー電王』とは?

 

武部: 10 年もやってると、こういう変わった作品も生まれるんだなというのが率直な感想で、やっぱりモモタロスを一番最初にやってた時に『大人のファンは皆んな引くよねって』と言っていた。

子供っぽく過ぎるし、着ぐるみが喋ったら…『子供番組だからいいんじゃない』。

そしたらまさか女性ファンが熱狂してくれるとは夢にも思わず、声優さんイベントも夢にも思わず、雑誌などの声優さんの取材も反応がイマイチで、でも放送してからはバンダイさんも『モモタロスのフィギュアを作ります』となって不思議ではあるんですけど、まさか 11 年経って『電王ナイト』をやれたのは嬉しいですし、何かもうちょっと大きなことやったらいいんじゃないかと思ってます。

 

白倉:本作でデンライナーを見てこんなに自分がときめくなんて、こんなに夢があるんだデンライナー。ただのタイムマシンじゃないんだなと凄く感じて、他のライナーとは違う特別感があることを改めて感じました。

 

小林:仮面ライダーシリーズの中であまりハードな敵がいないというか、凄い大企業や影の殺人犯が出てくるとかなくて、凄くファンタジーで仮面ライダーの中でも『プリキュア 』みたいで優しいなと、だから女性ファンも受け入れやすくて、ライダーとしては不思議で『電王好きでした』と言われると悔しくて、『仮面ライダー電王』を越える作品を出せるといいなと思ってます。

 

遊佐:『電王』は観てくださってる方も含めて家族みたいな存在ですね。当時、イベントで何箇所か回らしてもらったんですけど、東映の方から電話があると皆んなデンライナーの音で、鳴ると誰のが鳴ってるのか分からないぐらい皆んな愛してくださってると、『電王』のイベントに立つと雰囲気を思い出す番組だったと思います。

 

関:温かい作品でしたね。当時 45 歳だったんですけど、いま思うと 45 歳までなんとかこの世界で頑張ってきたことに対する天からの贈りものというか、神様のご褒美をこの作品に出演することで貰ったのかなと今はそう思ってます。

これだけ素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと、こんなに熱く応援してくれるファンの皆さんに囲まれて、いままで仕事で経験してこなかった特撮モノの声というジャンルで『仮面ライダー電王』という素晴らしい作品の中で、11 年も皆さんから支持して頂いてこんなに幸せなことはないと思いました。

 

今回の『電王ナイト』に参加が叶わなかった出演者からコメントが到着。読み上げられた。



キンタロス役 てらそままさきコメント


ー今回のオファーを聞いた率直な感想


流石!白倉・武部両プロデューサー!平成ラストに持ってきたか!!


ー懐かしいメンバーと再会・共演した感想


山口(恭平)監督はTVシリーズ時は助監督でしたが、平成仮面ライダー締めの大役を担われました。一緒に作品づくりに携わったものとして喜びを禁じ得ません。

みんなで故郷に帰って来て笑顔溢れる収録現場でした。


ーファンへのメッセージ


電王を長きにわたり愛してくださり心より感謝申し上げます。

みんなの熱いハートに俺が泣いた!!


リュウタロス役 鈴村健一コメント


ー今回のオファーを聞いた率直な感想


仮面ライダージオウのことは知っていたので、「いつ呼んでもらえるかなあ?」と楽しみにしていました。でも、「この前 4 タロスの中、僕だけ呼ばれなかったこともあったしなあ…」とも思っていたので、今回出演できた嬉しさは過去最大級です(笑)。


ー懐かしいメンバーと再会・共演した感想


電王に関しては何故か懐かしいという感覚があまりないと感じていたんです。4 タロスの皆さんとも現場で会いますし、なんともいえない現役感が自分の中であったんです。でも今回はアフレコしていて、佐藤健くんがモニターに映し出された瞬間に一気に当時のアフレコのことを思い出して鳥肌がたちました。間違いなく時が経ったと実感しましたし、それと同時になんだか誇らしくなりました。11 年経って、また戻ってくることの出来る電王という作品の素晴らしさ。そして、きっとこの登場シーンは誰もが驚くし、喜んでくれると感じたんです。

そんな作品に自分も参加していたんだなと改めて確信して、胸が熱くなりました。

もう一度大きな声でいいます!

「電王大好きだけどいいよね! 答えは聞いてない!!」


ーファンへのメッセージ

電王ナイトに参加できないのが残念ですが、想いはそちらに飛ばしております。皆さんの夜がステキな時間になりますように。



オーナー役 石丸謙二郎


ー今回のオファーを聞いた率直な感想


デンライナーが、いつも迎えに来るような気がして常々準備しておりました。

今回出演オファーを頂いて、「ヨシ! 来たな!」と奮い立ちましたた。


ー懐かしいメンバーと再会・共演した感想


まったく当時と変わらず、新たなアイデアが溢れ出てきました。彼らと久々に男らしい握手を交わし、とても濃密な楽しいひとときを過ごしました。


ーファンへのメッセージ


デンライナーは未来永劫走り続けます。いつか、またどこかで……。




『平成仮面ライダー 20 作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』大ヒット上映中!