左から森直人、栗原類、ヴィヴィアン佐藤




映画『たかが世界の終わり』大ヒット記念トークイベント

栗原類、「ドラン作品はドキュメンタリーを見ているようで、いかなるフィクションも実話のように見せられる才能は天才!」と絶賛!




公開初日から満席続出!前作を凌ぐ大ヒットとなっている映画『たかが世界の終わり』の大ヒット記念トークイベントが、2日、新宿武蔵野館にて行われ、モデル・俳優とマルチな活躍をする栗原類とドラァグ・クイーンのヴィヴィアン佐藤が登壇。映画評論家の森直人を交えトークを繰り広げた。



本作はカンヌ国際映画祭グランプリ受賞グザヴィエ・ドラン監督の最新作。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を原作に、自分の死期が近いことを伝えるため12年ぶりに帰郷した若手作家の家族との葛藤、苦悩を描き、実力派キャスト共演の人間ドラマ。



栗原はグザヴィエ・ドラン監督の存在を知るきっかけとなった作品『トム・アット・ザ・ファーム』を上げ、「彼が監督、脚本、英語字幕、衣装、照明とあらゆるところを手掛けていたのをみて、今後のフランス映画を牽引して行くと思った監督。」といい、この作品で衝撃を受け、それ以来ドラン作品をみていて、本作もお気に入りの一本になったという。ただ本人的にはまだまだ勉強中のドランファンと謙虚な姿勢をみせていた。


また『トム・アット・ザ・ファーム』では、「カメラワークはかなり独特で斜めのショットが多いけど、同時に周りの背景がはっきり観えるカメラワークが素晴らしいです!この映画のジャンルはサイコホラーですが少し笑いの要素が入っていたり、テーマが友情と愛となっているので、全然ジャンルだけで見たら結構想像できない内容のお話です。」とコメントを寄せていたりもする。




そんな栗原が本作について感じたのが「ドランが描く、『家族とは一体なんなんだろう?』というのが第一印象でした。」と率直な感想を述べ、いち早くドランに注目してたというヴィヴィアンからは「ドランは映画は第7芸術といっている。『建築、彫刻、絵画、ダンス、音楽、詩』と全部合わせたものが映画。ドランは6つに分解してそれを自分の作品の中で全部やって統合する」と解説し、本作は素晴らしく一番好きでお気に入りとコメントした。


一方、栗原は「『トム・アット・ザ・ファーム』が衝撃的で第一印象を含めて、1位」とポツリ…本作はドラン作品では2位との発言が飛び出し笑いを誘った。


本作の見どころについて、栗原は「クライマックスですかね。ハッピーエンドでは終わらない作品。ドラン作品を見ているとハッピーエンドには終わらない…彼の辞書にはハッピーエンドがない」と述べていたが、ドキュメンタリーを見ているようで、いかなるフィクションも実話のように見せられる才能は天才と、グザヴィエ・ドラン監督を絶賛した。

(オオタマコト)



【STORY】

愛が終わることに比べたら、たかが世界の終わりなんて


「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)。母のマルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好きな料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)は慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)、彼の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)はルイとは初対面だ。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。だが、兄の激しい言葉を合図に、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる──。



映画『たかが世界の終わり』

監督・脚本:グザヴィエ・ドラン

原作:ジャン=リュック・ラガルス「まさに世界の終わり」

出演:ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ

配給:ギャガ 提供:ピクチャーズデプト、ギャガ、ポニーキャニオン、WOWOW、鈍牛倶楽部 後援:カナダ大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

字幕翻訳:原田りえ

©Shayne Laverdière, Sons of Manual



映画『たかが世界の終わり』

新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA 他全国大ヒット公開中!