映画『三度目の殺人』初日舞台挨拶

福山雅治、役所広司らヴェネチア国際映画祭での観客の反応に手応え






福山雅治主演作の『三度目の殺人』が、9月9日に初日を迎え、舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の福山雅治、役所広司、広瀬すず、満島真之介らキャスト陣が登壇した。



本作は『そして父になる』から4年。是枝監督とは、2度目のタッグとなる福山雅治を主演に名優・役所広司を迎えた本作。是枝監督が近年描いてきたホームドラマから一転し、かねてより挑戦したいと考えていた法廷を舞台にした法廷心理サスペンス作品。





第74回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門へ選出され、現地では福山、役所、広瀬、是枝監督が公式会見やレッドカーペットに参加するなど、コンペティション部門の結果発表を待つ中、行われた舞台挨拶では、映画のタイトル、『三度目』にちなみ一度、二度ならず、三度も何度もやってしまう失敗について聞かれると福山は「僕はとにかくギターを買ってしまうんですよ。どうせ買うことは決まっているのですが、いつも自分で決心できなくて…もう儀式みたいになっていて、自分でもなにやってんだと、しみったれた感じがいつも好きじゃないなと思っています。でもギターは全部弾くんですよ」と、アーティストの一面を明かした。


役所は「舞台挨拶をすることになると、質問などたくさんいただいて、僕は事前に考えなくちゃなって思っているんですけど、考えても決まらないんですよね。だからいまだに何も決まっていないですね。これが僕のダメなところなんです」も、ベテラン俳優の苦手な一面を覗かせていた。また広瀬は「私は、ハマったお店は3日間連続とか行っちゃうんです。この前は、串揚げにどハマりしたんですけど、週3〜4くらいでお母さんとか一人とかで通いました」と、プライベートなエピソードも飛び出すと、満島からは「僕はひとつのことにしか集中できないので、ひとつをやっていると、またひとつ忘れるんです。それでいつもチャックが開いてるんですよ。この映画の撮影でも空いていました」と笑いを誘うエピソードを披露すると、福山から「それは深刻だね。もう今後の舞台挨拶はみんなにチャックを気にしちゃうよ」と、突っ込む場面に会場を沸かせていた。




今回、惜しくも受賞は逃したがヴェネチア国際映画祭では「エンドロールがはじまる前から拍手をいただいて、『これは届いてるんじゃないかな』という実感はありましたね」と、福山。役所からも「集中して映画を観てくださってて、この映画らしい反応だったと思います」と、映画祭での観客の高い評価に安堵の表情をみせていた。

最後に福山から「何度でも観て欲しい映画です」とアピールした。

(編集部)



【STORY】

それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役に持ちこむため調査を始める。

何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらには、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。

なぜ殺したのか? 本当に彼が殺したのか? 得体の知れない三隅の闇に呑みこまれていく重盛。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?





監督・脚本・編集:是枝裕和

キャスト:福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功

配給:東宝・ギャガ

©2017 フジテレビジョン アミューズ ギャガ


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