ウルトラマンシリーズ初!VR特撮作品『ウルトラマンゼロVR』『ウルトラファイトVR』完成披露

田口清隆監督×辻本貴則監督スペシャルトーク






9月11日、報道関係向け体験会の実施後には、本作でメガホンを取った田口清隆監督と、「ウルトラマンシリーズ」をはじめ「THE NEXT GENERATION パトレイバー」等の監督をつとめた辻本貴則監督をゲストに迎えスペシャルトークセッションが行われた。




この作品発表時に「皆さんを問答無用にあの『憧れの空間』へ叩き込む映像が完成しました!前代未聞の360度オープンミニチュア特撮による大興奮の映像体験を、是非ご堪能ください!」とコメントを寄せていた田口監督。


本作の撮影裏話やVRについてトークが展開された。



本作を撮影することになった経緯は?


田口監督:もともと興味があって自主映画でもいいからVRの特撮をやってみようと話をしていたが、それも上手くいかないところにこのオフォーが来てしっかり作れるなら作りたいと思いました。


通常の撮影とVR撮影の違いは?


田口監督:特撮は映るところしか作らないんですが、それが全部映ってしまうと言われて、もう破綻状態でした。天井がバレるのでスタジオでは撮れないし、すべて屋外。ミニチュアもすべて取り囲んだり、照明も置けないし撮影スタッフも隠れないといけないなどありました。


VR撮影ならではの演出などありましたか?


田口監督:VRはやはり没入感やその場にいるかのような気持ちになれるのが一番だと思います。でも特撮なので怪獣がいる世界に自分を置くのが夢じゃないですか。なのでそこはしっかりと作りました。


完成したVR映像を体験してどうでしたか?


辻本監督:びっくりしました!もう臨場感がハンパないです!田口さんがVRということを踏まえて演出されているので、じっくり没入できるし、無駄にカット割らない『怪獣が、怪獣現れた…!』とじっくり見させてくれる満足感の後、違和感なく次の展開を見せてくれる。


怪獣を見るツボみたいなを田口さんは分かっているので、全部盛り込んでいる。



撮影の裏話などお聞かせください。


田口監督:冒頭の会議室のシーンには、『エレキング来た!』『ゼロだ!』とか悲鳴の中に混じってもいいようなきっかけ出しの僕の声が入ってます。よく聞いてると会議室にいない僕の声が聞こえます。また360度撮影とあってカメラレンズがいくつもあって撮影したものをすべてチェックするのは時間が足りないので、一番撮れていて欲しいカメラの映像だけチェックして、後のカメラ映像は『撮れているだろう』という軽い賭けみたいな判断でした。モニターチェックもできないし、撮影中はスタッフも映り込まないように隠れてましたから。



360度撮影では映り込まない為の苦労や映像の扱いなど明かしてくれた田口監督。特撮という特殊な撮影をさらに難しい撮影にしたVR映像は、見れば見るほど発見もあり、単なる映像化ではないのが伝わってくる。


例えば、怪獣が暴れているところやゼロとの戦いから視点を変え、破壊されたビルなど見ることもできたり、自分の視点で見ることができる楽しさがある。









ウルトラマンシリーズ初!全天球360度VR特撮作品『ウルトラマンゼロVR』『ウルトラファイトVR』完成披露体験会


©円谷プロ ©ウルトラマンゼロVR製作委員会



9月11日、ウルトラマンシリーズ初となる全天球360度VR特撮作品『ウルトラマンゼロVR』、『ウルトラファイトVR』の完成披露体験会が行われた。この作品は2017年10月1日よりリリースされ、本作を体験できる『VR THEATER』は全国のネットカフェやアミューズメント施設に導入され楽しむことができる。またネットカフェ自遊空間では『VR THEATER』の導入を約100店舗に拡大すると発表もされ、8月『C3AFA TOKYO 2017』にて行われた先行体験では1分間のディザームービーにて体験することができ、大きな話題を呼び注目を集めた。


この日、本作の完成版が初披露され報道関係を対象に体験会を実施。東京・ポニーキャニオン本社・イベントスペースにて行われた。




©円谷プロ ©ウルトラマンゼロVR製作委員会 


『ウルトラマンゼロVR』

大都会の戦慄 エレキング対ゼロ


東京都港区某所。オフィスビルでの会議中、突如、宇宙怪獣エレキングが出現する。命からがら非常口の扉を開けると、そこでは巨大怪獣とウルトラマンゼロのバトルが繰り広げられていた...! 

(体験時間:6分40秒)




まずオープニングタイトル映像から興奮させられる。ビルの窓からエレキングとゼロの戦いをダイレクトに見る視点にはじまり、ビルの並ぶ街での戦いに視点が切り替わると地上から見上げる映像に釘付けになる。その巨大なゼロ、そしてエレキングに圧倒され、前代未聞の360度オープンミニチュア特撮による撮影の大興奮の映像体験を堪能できる。


さらにテレビや映画といった映像と比べ、360度の自由度の高いVRならではの視点。怪獣エレキングが、より巨大生物感を醸し出しよりリアルな怪獣として見れるのも素晴らしい。そして視点を変えることによって、また違う映像が見られることが、このVRの醍醐味といえるだろう。




©円谷プロ ©ウルトラマンゼロVR製作委員会 


『ウルトラファイトVR』

親子タッグ!激闘の荒野に花束を


ウルトラセブン・ウルトラマンゼロの親子と、ガッツ星人・イカルス星人との荒野での大乱闘が始まった!1970年放送の『ウルトラファイト』でナレーションを担当した山田二郎氏が当時の雰囲気そのままに、荒野の激闘を実況!!360度の泥まみれの「ウルトラファイト」は見応え充分!(体験時間:6分間)



山田氏の実況とともに展開され、ゼロ対ガッツ星人!セブンが登場すると「親父が来た!」との実況にニヤリと笑ってしまう場面も。また、ゼロ、セブンとそれぞれが戦う場面では、右を見ればゼロ、左を見ればセブンと見る方向によって戦いの進行を選ぶこともできるので、ゼロVR同様に何度も体験したくなる要素が多くより楽しめる作品となっている。




監督:田口清隆

利用料金:各600円

製作:円谷プロダクション・ポニーキャニオン・eje

協力:VR THEATER

2017年10月1日(日)リリース

『VR THEATER』は、全国の複合カフェ(インターネットカフェ・漫画喫茶)、ホテル、カラオケ、ゲームセンター等で気軽にバーチャルリアリティを体験できる店舗常設型サービス。



©円谷プロ ©ウルトラマンゼロVR製作委員会