劇場版アニメ『はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』

声優・早見沙織、原作者・大和和紀先生からの手紙に感激





10月10日、劇場版アニメ『はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』にて主人公・花村紅緒役を演じた声優の早見沙織が、東京・弥生美術館にて開催せれている『はいからさんが通る展』を会場にイベントを行った。



会場となった弥生美術館にて開催中の『はいからさんが通る展』は、原作者・大和和紀の原画をメインに2017年9月29日〜12月24日まで開催され、『はいからさんが通る』名シーンの貴重な原画や当時の雑誌や写真などに加え、大和和紀のデビューから最新作まで一挙に展示。総展示数200点(展示替え作品を含む)代表作を中心にたどることができる。


この展示を前に完成したばかりという本作についてトークを行った。



ー劇場版アニメ『はいからさんが通る』を観ての感想は?


早見:観ていてあっという間に終わってしまう。もっと観ていたいという紅緒のお茶目なやり取りが描かれていて、あっという間の時間でした。

『はいからさんが通る』というのは、ハッピーで快活に描かれてコメディ要素が強い部分と、その数分あとには、ガラッと世界が変わって、夢見ごごちの少女の心をくすぐるトキメキのシーンになるっていうその両極端なものが、本当に絶妙なバランスで訪れるっていうのが原作を読んだ時の魅力でもあるんですけど、それがそのまま映画の方にも少し反映されてて、笑ったかと思えばドキドキしたり、いろんな気持ちを味わうことができました。


本作の魅力を語り、また自身の演じた紅緒の魅力についても語っている。


早見:紅緒をという女の子を演じている身でありながら、ひと言発するたびに自分がどんどん元気になっていくというか、とてもパワーをもらえる女の子だと思っていて、それは映画もそうですし、原作からも感じられることで、紅緒ってやっぱりどんなに苦境にあっても決してめげることがないですし、ちょっと涙してもすぐ復活してまた走り抜けていくし、芯がしっかりあって自分の道はしっかり切り開いていく。いまの自分から見てそういう憧れるような要素を沢山持っている女の子だと思います。



さらに原作者・大和和紀先生から手紙が届き早見への言葉が綴られていた。


ー早見沙織様ー

先日、劇場版『はいからさんが通る』前編を観させていただき、早見さんをはじめ声優さんたちのすごい演技力を実感しました。

私の普段描いている漫画は無音の世界です。読者の方々も登場人物の声を想像して心の中で聴きながら読んでいます。


その登場人物たちが声優さんたちの声の力で、生き生きと立体的に動きはじめる驚きと感動。アニメーションは絵の力はもちろんのこと、その絵を活かすのは声優さんの肉声の力が大きいと痛感しました。


早見さんが演じてくださった紅緒はじゃじゃ馬娘で、喧嘩っ早かったり、正義感が強かったり、恋する乙女だったりと様々な面を見せなくてはならない難しい役です。その難役を早見さんはどの場面も紅緒の気持ちを深く理解し良く演じきってくださいました。


また主題歌『夢の果てまで』も紅緒になりきって感情を込めて歌ってくださり、本当にありがとうございます。


そして前編での早見さんの紅緒の見どころは、酒乱シーンだと思います。とってもコミカルで笑えるシーンなのに早見さんの持つ上品さを失っていない前編の名シーンになったのではないでしょうか。後編は紅緒たちの恋物語が進みさらにドラマチックにしっとりと展開します。


その明るさを失わずにのびのびと紅緒を演じてください。とても楽しみにしております。



この手紙に早見も「嬉しい!ありがとうございます!」と感激の声をあげ、喜びに笑みが溢れていた。



早見:アフレコ現場での話も、必然的に原作の話になっていくというか、『このシーンいいよね』『このキャラクター好きだな』とか、『後編はどうやって描かれていくかな』とか、そういうところを考察しながらみんなで語り合いながらアフレコできたのは、とても映画のいい空気に繋がっていると思っていて、みんなで一丸となって『はいからさんが通る』劇場版を作り上げているというところが、私自身もみんなとワチャワチャとアフレコできたからこそ、快活すぎるぐらいの紅緒さんが生まれた。


早見の演じる紅緒の誕生秘話も明かされ、また本作では、アドリブも多かったといい、そこも見どころであったり、キャラクターを膨らましてもらった部分でもあるとアピール。


また早見は本作の主題歌も担当し、作詞・作曲は竹内まりやが担当している。

(編集部)







いつだって 大キライは恋のはじまり。 時は大正。女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところのあるじゃじゃ馬娘。親友の環とともに楽しい学園生活を送り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている。そんなはいから娘が出会ったのは、笑い上戸なイケメン、伊集院忍少尉。実は彼が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知った紅緒は、それに反発。愛のない結婚を阻止しようと奮闘して騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心惹かれていく。




前編監督・脚本:古橋一浩

原作:大和和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDXデザート) 

声の出演:早見沙織、宮野真守、櫻井孝宏、中井和哉、梶 裕貴、瀬戸麻沙美ほか

主題歌:「夢の果てまで」(歌:早見沙織 作詞・作曲:竹内まりや 編曲:増田武史) 製作:劇場版「はいからさんが通る」製作委員会

配給:ワーナー・ブラザース映画

(C)大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会



2017年11月11日(土) よりロードショー!