2月1日の公開を直前に控え、映画『不能犯』の公開直前イベントが、東京・スペースFS汐留にて行われ、主演の松坂桃李、沢尻エリカが出席した。
本作は、「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月新が担当し、「グランドジャンプ」で連載中の同名漫画が原作。
絶対に立証不可能な方法でターゲットを殺す主人公・宇相吹正(うそぶきただし)役を松坂桃李、宇相吹が唯一コントロールできない、正義感溢れる女刑事の多田友子役を沢尻エリカが演じている。俳優・松坂桃李が初めてのダークヒーローを演じることでも話題の立証不可能犯罪を描くスリラー・エンターテインメント作品。
登壇したDaiGoに本作について訊くと「日常的に使っている言葉が出てくるので共感しました。」といい、「“愚かだね人間は” という宇相吹が発する象徴的な台詞がありますが、僕は一日に三回は使います」と、宇相吹と共通点が多かったという。また映画のように簡単にマインドコントロールできたら…「羨ましい!」との感想。
そして松坂、沢尻の心を見抜くべく、DaiGoが挑むことに。これに対し、松坂は「わかりやすいので簡単です。」、沢尻も「私もわかりやすいんので」といい、DaiGoは「見抜かれないと言う人ほど簡単で、わかりやすいという人ほど難しい」という。
沢尻は「気分とかすぐ顔に出ちゃうから…わかるでしょ?」と、過去の出来事を自虐するかのような発言に松坂からは「リアクションに困るから」と、笑いを誘い客席を沸かせる中で、心理戦がスタート!用意された8色のマジックから、 DaiGoの指示により、マジックを一本選択し何色か的中させるというもの。
先に松坂が挑戦すると見事的中! 次に沢尻も挑戦し、緑のマジックを選んだ2人とも的中させ、DaiGoに見事に心を見抜かれた松坂も沢尻も驚きの表情みせ、会場を大いに沸かせた驚かせていた。
(編集部)
【不能犯】とは─ 〈呪い〉や〈マインドコントロール〉で殺すなど、目的は犯罪だが、常識的に考えて実現が不可能な行為のこと。
【あらすじ】
都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒いスーツの男が目撃される。男の名は宇相吹正(松坂桃李)。電話ボックスに殺 人依頼を残すと、願いを叶えてくれる男だ。ただし、依頼人の殺意が純粋でないと、恐ろしい事態を招くという。さらに、宇相吹は全てのターゲットを、一瞬の迷いもなく確実に殺すのだが、その死因は病死や自殺、事故に見えるため、絶対に捕まることはない。そう、彼は〈不能犯〉なのだ。「必ず宇相吹を止める」と熱い正義に燃える多田友子刑事(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)。捜査の過程で、多田だけが唯一、宇相吹が支配することが出来ない相手だと判明する―。やがて日本中を震撼させた連続爆破事件と宇相吹の事件が繋がり、壮大な事件へと発展していく―。果たして多田は宇相吹を止められるのか?そして 宇相吹の真の目的とは―?
出演:松坂桃李 沢尻エリカ
新田真剣佑 間宮祥太朗 テット・ワダ 菅谷哲也 岡崎紗絵 真野恵里菜 忍成修吾
水上剣星 水上京香 今野浩喜 堀田茜 芦名星 矢田亜希子 安田顕 小林稔侍
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載 原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士
脚本:山岡潤平、白石晃士
配給:ショウゲート
©宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会
2月1日(木)、全国ロードショー!