映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』完成披露舞台挨拶






2月13日、東京・新宿バルト9にて、劇場アニメーション『さよならの朝に約束の花をかざろう』の完成披露上映が行われ、舞台挨拶に監督・脚本の岡田麿里、主人公マキアの声優を務めた石見舞菜香、P.A.WORKS社長でプロデューサーの堀川憲司氏が登壇した。




人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。



悠木碧、岡本信彦、石川界人ら人気声優を先輩にもち、本作にて主演に大抜擢された石見が演じるイオルフは数百年の寿命を持ち、おとなしく見えるが芯が強い少女マキア。この役を演じるにあたり、キャラクターの絵がない状態で演じてほしいと要望があったといい、そのシーンは感情が爆発するシーンだったという。


石見は「私は割と最初は背伸びをして、大げさに近づけてしまって声も演じていたんですけど、岡田監督から『舞菜香ちゃんのままで演じてください。そのままを選んだから』と言われてそうするようにしていました」と振り返った。


声優になりたいと思ったのは中学生時代『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をDVDで見た時という石見。この同作で出演していた声優の茅野愛衣の演技に感動し、声優を志したと調べてみてわかった。


石見がこの役を勝ち取ったのはオーディション。彼女を選んだ理由について、堀川は「何もけがれていないイノセントな感じがにじみ出ていた。」といい、岡田監督は「見つけた!」と気がついたら書いていたと明かした。



この話を聞いた石見は「泣きそうです。自信のないオーディションで反省点だらけだったので日記にも書いていて。決まったことを聞いてびっくりしました。」と、岡田監督の『見つけた!』という選ばれた理由に感激したようだ。また完成した作品を観た感想を訊くと、「映像と声と音楽とが合わさって皆の全部が詰まってるんだと感じました。」と述べ感無量の様子をみせていた。


石見が声優となるきっかけとなった作品の脚本を岡田監督が手掛けており、声優になり、初主演作の脚本・監督を同監督が務めるという、石見にとって運命的とも言える作品とあって、本作を鑑賞した観客からは感動の声が多くTwitterやSNSに上がっていた。

(編集部)




【ストーリー】
10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。

両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。
そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう……。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。
少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆――。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。


映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』

2月24日(土)全国ロードショー!