映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』東京プレミア上映舞台挨拶






3月17日の公開に先駆け、2月26日、映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』の東京プレミア上映舞台挨拶が行われた。この日、東京・テアトル新宿にて行われた舞台挨拶には柄本佑、前田敦子、三浦透子、尾野真千子ら出演キャスト陣に加え、原作者の末井昭、冨永昌敬監督らが登壇した。



本作は、7歳の時に母親が隣家の若い息子とダイナマイト心中するという壮絶な体験をした末井青年が、工員、キャバレーの看板描きと職を転々としながら、70~80年代のサブカルチャーを牽引する伝説の雑誌編集長となっていくまでを描いた青春グラフィティ。


柄本から「数少ない映画を観ていただく方なので宣伝よろしくお願いします」とあいさつ。続いて、前田からは「これから観ていただくんですよね…佑さんがぴったりでした」と、上映前とあって少し戸惑いながらネタバレを避けて話すと、柄本から隣の尾野を指して「この人、爆発しますから!」と笑いを誘い、尾野も「爆発する尾野真千子です!」とのあいさつにキャスト、客席を大きく沸かせる舞台挨拶のスタートとなった。



主人公の末井昭を演じた柄本に共演した女優陣の感想を尋ねると、妻・牧子を演じた前田について「はじめて一緒にお芝居をさせていただいたんですが、僕のあっちゃん、私のあっちゃんにしたくなる魅力のある人なんだなと思いました。他の作品に出てるあっちゃんを観て『あっ違う、僕はこのあっちゃんを僕のこんなあっちゃんにしたいんだ。』という風に思わせる魅力的な女優さん」と絶賛し、色気を漂わした白いキャンバスと表現。前田も「いいキャッチフレーズをつけてもらいました」と、苦笑い混じりのニッコリ。


愛人役の三浦について僕より歳下ですけど「ひょこひょこついて行きたくなる逞しい後ろ姿で現場でどっしりしてて、僕がついて行きます。」という感じで楽しかったという。


続いて共演はないものの母親役の尾野については「すごい綺麗です!色っぽくて、スローのカットがあり、そこの尾野さんは必見です!髪がはだけた感じが似合うんです。皆さんが見たことない尾野さんが見れます。」とべた褒め。原作の末井もこのキャスティングに満足の様子だった。


さらに本作では主題歌を尾野真千子と原作者の末井昭が二人で「山の音」 を歌っているとMCから明かされると尾野は「難しいわ…」といい、「やったことに対してはすごくやりがいがありますし、楽しかったですけど、恥かしいです。」と照れくさそうに下を向き「もうこの話はいいって言うくらい…」と、いい「くれぐれもあっちゃんの方が良かったと思わないでください」と客席にクギを刺す場面もあった。



劇中で柄本が女装することで話題になった本作。その女装について、「パンティ」と「ブラジャー」を用意してもらったといい、これがスイッチになると言われたらしく実践したという。その女装も着用している時は良いが、下着を脱いで元のパンツを穿いたりすると、女性が胸を隠してしまう仕草をする気持ちがわかったと熱弁していた。


また前田からは「女装に自信があったみたいで、『絶対、綺麗だから俺!』写真を送るから」と柄本から言われ、知らないうちに柄本の妻・安藤サクラを通してグループLINEが作られて、そこに写真が送られてきたといい、LINEを交換してないのに送られて困惑したことを暴露!会場の笑いを誘い大いに沸かせる舞台挨拶となっていた。

(編集部)





芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった―

バスも通らない岡山の田舎町に生まれ育った末井少年は、7歳にして母親の衝撃的な死に触れる。肺結核を患い、医者にまで見放された母親が、 山中で隣家の若い男と抱き合いダイナマイトに着火&大爆発!!心中したのだ──。青年となり上京した末井昭は、小さなエロ雑誌の出版社へ。 のち編集長として新感覚のエロ雑誌を創刊。読者の好奇心と性欲をかきたてるべく奮闘する日々の中で荒木経惟に出会い、さらに末井のもとには南伸坊、赤瀬川原平、嵐山光三郎ら、錚々たる表現者たちが参集する。その後も発禁と創刊を繰り返しながら、数々の雑誌を世におくりだし ていく......。昭和のアンダーグラウンドカルチャーを牽引した稀代の雑誌編集長の実話を元に綴られた自伝的エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」がまさかの映画化!ダイナマイト心中という衝撃的な母の死。この数奇な運命を背負って、転がる石のように生きていた青年が辿 り着いた先は──。稀代の雑誌編集長の《笑いと狂乱》の青春グラフィティ。



出演:柄本佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 松重豊 村上淳 尾野真千子

中島 歩 落合モトキ 木嶋のりこ 瑞乃サリー 政岡泰志 菊地成孔 島本 慶 若葉竜也 嶋田久作

監督・脚本:冨永昌敬

原作:末井 昭「素敵なダイナマイトスキャンダル」(ちくま文庫刊)主題歌:尾野真千子と末井昭「山の音」 (TABOO/Sony Music Artists Inc.) 

配給・宣伝:東京テアトル

R15+

©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会 



3月17日(土)テアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国公開!