映画『恋のしずく』完成披露舞台挨拶




9 月 25 日、映画『恋のしずく』完成披露舞台挨拶が東京・丸の内TOEIにて行われ、川栄李奈、小野塚勇人、中村優一と、メガホンをとった瀬木直貴監督が登壇。本作の舞台が東広島とあって、瀬木監督「おめでたい報告が…」と、セリーグ優勝を控える広島カープのユニフォームを着て登壇し、「心の中で広島に声援を送って欲しい」とコメントし客席からも拍手が沸き起こっていた。


映画初主演となる川栄が演じるのは主人公の橘詩織。酒蔵の息子役である乃神莞爾役を小野塚が演じ、酒造会の若手ホープ有重一紀役を中村が演じている。また本作が遺作となった大杉漣が、180 年続く蔵元役で出演している。


川栄に撮影時のことや心境を聞くと「初主演をさせていただくということで、普段とても人見知りなんですよ。広島に一 か月も行って 1 人で仲良くなれるのか心配でした。」と撮影前はとても不安だったいう。楽屋がコタツのある居間みたいなところだったとはいい、「みんなでコタツを囲んでご飯食べながら話せてとても和んだんです。お正月におじいちゃんおばあちゃんの家に親戚が集まってコタツでご飯を食べる感じがして、撮影初日から本当にみんな仲が良ったです」と、すぐに打ち解けることができたという。また役づくりについて「普通の女の子で川栄李奈としてお酒を学びに行くような感覚だったので、そこは学ばせてもらいました」とコメント。


劇中での酒造りについて、川栄は「お酒造りって本当に大変。10 キロ以上ある樽を持って運んだり、本当に大変です。お酒を造る人たちの大変さ、日本酒への愛情が入っているか実感しました」と撮影を振り返った。


また、本作が遺作となった大杉漣さんについては、息子役を演じた小野塚が「最初の挨拶以降、ほとんど話すことがなく、どうすればいいか小市さんに相談したところ、役柄的には対立している親と息子だから、わざと距離を置いているんだよ、と教えていただきました。演技でもそうでないときにも、背中で語る方でした。」と、そして川栄は「私は結構話しましたね。縁側で日向ぼっこしたり、写真をとっていただいたりして過ごしました。撮影中も、自分のこと以上に周りのことに気を配ってくださる姿が印象的でした」と、大杉とのエピソードを語った。


小野塚は中村について「空港で初めて会った時から、パッと見た瞬間に優しさのオーラが滲み出ていて、これは結構距離つめていけるんじゃないかって、撮影初日の前日から食事に誘い地方ならではの環境ですぐに仲良くなれました」といい、中村からも「撮影前に空港に到着してすぐに小野塚くんに誘ってもらって、みんなでお酒飲めて楽しかったです」と撮影前から打ち解けられたようだ。


中村は東映での舞台挨拶ということもあり、「あるシーンで僕が小野塚くんのバイクの後ろに乗ってるシーンがあるんですけど…僕、特撮が大好きなので、ここはライダーの聖地ですよ!」と興奮気味に語り、小野塚の後ろに乗ったのはとても興奮したという。過去に中村は『仮面ライダー電王』、小野塚は『仮面ライダーエグゼイド』とそれぞれが仮面ライダーに出演し、ライダーを演じており、川栄からは「仮面ライダーに挟まれてる」とポツリ。小野塚はどちらかというと「バイクに乗るというより、バイクに変身する方だったので、いつも乗られてきたんですけどね(笑)」と苦笑い。「今回、後ろにライダー(中村)を乗せれて、ご満悦です!」と笑いを誘い大盛り上がり。中村も乗りごごちは「最高でした!」とニッコリ。ライダーファンを喜ばすシーンありとアピールした。

ロケ地が西日本豪雨により被災し廃業の可能性もあるとのことで、スタッフやエキストラとともにボランティアへ駆けつけたという瀬木監督は「気候風土、この土地に生まれ育って幸せだと思っていたあける映画にしたつもりです。西条の景色とともに世界観を楽しみにしていただければと思います」と東広島の魅力を述べると、中村からも、「この映画を観たあとに、実際に東広島へ行っていただいて、ロケ地マップもありますので、ロケ地を回って日本酒も飲んでいただければと思います」と映 画と合わせてアピール。小野塚も、「本当に 1 年前から丁寧に作った作品です。1 人 1 人の登場人物の心情がも丁寧に描かれていますので、そちらにもご注目ください」と気持ちを込めた。


川栄からは「皆さんに観ていただくまでに本当に色々なことがありました。ここでこうして皆さんに観ていただけることが、どんなにありがたいことなのか実感しました。災害があり、ロケをさせていただいた酒蔵も被災したと聞いています。この作品は現地の方々の協力がなければできなかった作品です。作品に関わってくださった広島の方々、スタッフさん、役者さん、大杉さんのたくさん詰まった想いが、スクリーンから皆さんに伝わればいいなと思います。」と想いを述べ舞台挨拶を締めくくった。

(編集部)




舞台は酒蔵で有名な東広島市・西条。農大に通う大学三年生の詩織(21)は、意に反して日本酒の蔵へ実習に。やる気のない蔵元の息子、厳格な杜氏、不倫に悩む美咲。老舗酒蔵での出会いに彼らの人生は転がり始める。愛らしくて、せつなくて、そしてじんわり味わい深 いヒューマンドラマ。


監督:瀬木直貴 脚本:鴨義信

出演:川栄李奈 小野塚勇人 宮地真緒 中村優一 蕨野友也 西田篤史 東ちづる 津田寛治 小市慢太郎 大杉漣

主題歌:和楽器バンド「細雪」

配給:ブロードメディア・スタジオ

©2018「恋のしずく」製作委員会 



2018年10月20日(土)全国ロードショー 10/13(土)広島県先行ロードショー!