映画『日日是好日』初日舞台挨拶

2018/10/13






映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』が、 13 日に公開初日を迎え、20 年以上にわたりお茶の稽古をしながら武田先生(樹木希林)に導かれ、『日日是好日』の意味をかみしめていく主人公、典子役を演じた女優の黒木華が、都内にて行われた初日舞台挨拶に登壇した。本作は、“お茶”の魅力に気付き、惹かれていった典子(黒木華)が体験するのは、静かなお茶室で繰り広げられる、驚くべき精神の大冒険。 茶道を通して典子が成⻑する姿を描く感動作。


初日を迎え黒木は「沢山の方が来てくださってすごくすごく嬉しいです」と喜びコメント。9 月 15 日に亡くなった樹木希林も、典子の茶道の先生役で黒木と共演。「本当にご一緒できて良かったと思ってます。いつかは共演したいと思ってた女優さんですし、お茶室という空間の中で二人で芝居する時間も多かったので、なんて有難い時間なんだろうと過ごしていたのを覚えてます。人間性としてかっこいい」と樹木との撮影を振り返り「初日迎えましたよー!」と樹木へ報告した。


本作は茶道を通して、黒木演じる典子が成⻑する姿を描いていることに因み、『大人になってから分かったことは?』と問われると、黒木は「休むのって大事だと思いました。休んじゃってて大丈夫なのかな…仕事がないと仕事がなくなってしまうのではないかと不安なんですよ」と明かしつつ、いろいろお仕事をさせてもらっているので幸せなことと述べた。


疲れを感じたことで休暇をもらい三週間ほどロンドンへ旅行したことがあり、「旅行から帰ってきて新たに頑張れたので、典子さんがお茶をたてるように落ち着いて、何も考えず、好きなことをすると、いろいろと吸収することができて、そういうことを恐れずに休むことが自分にとって大事なことだと気づきました」と語り前向きになれたという。また舞台挨拶の最後には樹木のパネルが用意され、ともにフォトセッションを行い、この日登壇した黒木をはじめ多部未華子、鶴田真由、森下典子(原作)、大森立嗣監督ら、樹木を偲びながらも公開初日を笑顔で迎えた。

(編集部)



【物語】

真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。そんな典子(黒木華)は、いとこの美智子(多部未華子)とともに、お茶を習うことになった。二十歳の春だった。意味も理由もわからない所作に戸惑うふたり。「お茶はまず<形>から。先に<形>を作っておいて、後から<心>がはいるものなの」近所でタダモノじゃないと噂の武田先生(樹木希林)は言うが......。青春の機微、就職の挫折、そして大切な人との別れ。人生の居場所が見つからない 典子だが、毎週お茶に通い続けることで、何かが変わっていった...。 原作は人気エッセイスト森下典子が茶道教室に通った20年の日々を綴ったロングセラー。瑞々しく描かれる心象風景と、お茶が教えてくれる「気づき」数々は、茶道の経験の有無や世代も性別も超え、多くの人々の共感を呼 んでいる。二十四年間にわたる、かけがえのない“今”を描く物語。



監督・脚本:大森立嗣

出演:黒木華 樹木希林 多部未華子 鶴田真由 山下美月 鶴見辰吾

原作:森下典子『日日是好日「お茶」が教えてくれた 15 のしあわせ』(新潮文庫刊)

 ©2018「日日是好日」製作委員会

配給:東京テアトル ヨアケ


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