映画『えちてつ物語〜わたし、故郷に帰ってきました。』初日舞台挨拶

2018/11/23






23 日、お笑いタレントの横澤夏子が映画初主演を飾った作品『えちてつ物語〜わたし、故郷に帰ってきました。』が公開初日を迎え、東京・有楽町スバル座にて舞台挨拶が行われた。主演の横澤夏子、緒形直人、児玉宜久監督が登壇し観客から大きな拍手で迎えられた。

本作は半年に二度の事故を起こしてしまい運行停止になってしまった京福電鉄が、2003 年に住民の声で“えちぜん鉄道”として復活させた実話と、えちぜん鉄道開業時からアテンダントとして勤務しているチーフの嶋田郁美の仕事の様子や営業再開までの道のりを綴ったノンフィクション本『ローカル線ガールズ』にヒントを得て制作された。


主人公・山咲いづみ役を演じた横澤は「主演女優の横澤夏子です!もう皆さんは主演女優だということは分かりますよね? 2 時間、たっぷり私のことだけを観て頂きありがとうございます(笑)」との挨拶に笑いと大きな拍手をもらいニッコリ。

「福井県だけで上映されると思っていたのが東京でも上映されるのは凄く嬉しいです」。


血の繋がらない兄・吉兵役を演じた緒形は「初日から多くの方に来て頂きありがとうございます。この熱が全国に広まるように皆様宣伝の方よろしくお願い致します」とアピール。

本作で映画初主演を飾り、公開初日を迎えた横澤は「もうびっくりです。『ドッキリじゃないんだ!』と、皆さんに観てもらえて嬉しいです!」と喜びを露わにした。この日横澤は劇中の衣装となった“えちぜん鉄道”のアテンダント姿で登場。胸には『アテンダント 山咲いづみ』とネームプレートもあり、スクリーンから飛び出してきたようだった。

また、衣装を着たのは久しぶりといい撮影を振り返り「朝昼晩と福井のボランティアのおばぁちゃんたちが、毎日ご飯を作ってくれて、 3 、4 キロ太ってたんですね(笑)いまは凄くスッキリしサイズが変わらず良かったです」と、笑いを誘った。


児玉監督に横澤をヒロインに起用した理由を尋ねると、「キャスティングが決まる前から設定にお笑いタレントとあったので、女優さんではなくお笑いタレントなら誰だろう?となり、『横澤夏子』はどうだろうと提案があり、賛成しました。」、

横澤は「これまでヒロインの取り巻きのブス役(笑)」の経験あり。「主演女優としては、イチかバチかの勝負だったんですけど…」と明かした児玉監督。横澤も「皆さん、ギャンブルを楽しんでるんですか?」と笑いも。この起用は『うまくいった』と児玉監督。イメージもピッタリだったと満足したようだ。


兄役の緒方との共演について聞くと、横澤は「緊張しましたけど、楽屋では話をすることも多く『お弁当美味しいね!』、『一緒に写真を撮ろう』と言ってくださるのに、いざ撮影でスタートがかかると一気に怖くなっちゃって『私、本当に嫌われている?』とか思うくらい迫力がありました」と、

ギクシャクした関係という設定とあって緒方の演技への入り込みに圧倒されたようだ。「緒形直人さんの演技を間近で見るのは凄く良い経験、勉強になりました」。


横澤との共演に緒方は「僕よりも目線が高くて迫力があるんですよね。バトルのシーンも妹というより弟みたいな感じで力を入れ過ぎました。」と笑いを起こしながら語り、

後から撮影に参加したという緒方は「主演女優と監督も息ピッタリで、女優さんとしてとてもやりやすかったです」と称えると、横澤も『嬉しい!」と大喜び。

緒方も「また共演したいですね」と話し、横澤も「バラエティー以外で。いろんなところで言ってください」と大きな拍手と笑いで会場を包み込んだ

(編集部)



【ストーリー】

お笑いタレントを目指し上京した山咲いづみ。しかし、コンビを結成するも全く売れず解散寸前に。そんな時、友人の結婚式に出席するため、故郷の福井県へ帰郷。披露宴で出会ったえちぜん鉄道の社長・越智からアテンダントにスカウトされ、新しい道を歩みだす。そして、血の繋がらない兄・吉兵の家族が住む実家で居候を始めるが、いづみは自分が養女だというわだかまりを抱き続けて、吉兵との関係はギクシャクしたまま。職場では、腰掛け的な態度が出てしまい空回りが続く一方、整備士の南部がいづみの心のオアシスに。そんな中、列車内である事件が起きる。 その時、いづみがとった行動は―――。人生の行き先に迷ういづみは、自分の居場所を見つけられるのか?家族の絆を取り戻せるの か―――?



監督:児玉宜久

脚本:児玉宜久/村川康敏

出演:横澤夏子、萩原みのり、山崎銀之丞、笹野高史、松原智恵子、緒形直人 ほか

配給:ギャガ

©2018『ローカル線ガールズ』製作委員会


有楽町スバル座ほか、全国公開中!